地の神様
こんにちは。井伊谷宮です。
いよいよ12月で地の神様の季節となりました。
地の神様は遠州地方に伝わる土地の守り神で、家の敷地の北西の方角に置きお祀りするのが一般的です。
12月15日がお祭日となりますので、その日には米酒塩水のお供え物をしたり、地方によっては赤飯をお供えしたり致します。
元々は収穫した稲わらでほこらを作っていたことに由来し、今では社を設置してその中に御札を入れる形が一般的となりましたが地域地域によって多少の違いがある信仰となります。
基本的にはお祭の前までにご祈祷をして御札を替えられる方が多いですが、皆様ご都合もおありのことと思いますので日が過ぎてしまってもご都合の宜しい時にお参り下さい。
ご祈祷自体は一年中行っておりますので、夏場お社が台風で壊れてしまった際などでもご祈祷してお渡ししております。
ご祈祷料は3000円で事前予約は受け付けておりませんので、当日受付で随時ご祈祷を致します。
おおむね10~15分のご祈祷時間となります。
お社は木製屋根のものを6000円でお出ししています。
トタン屋根のものをご希望の方はホームセンター等でご購入の上お持ちいただければ御札とご一緒にお祓い致します。
トタン屋根は昨今のSDGsの流れの中で、ごみを増やしてしまうことになりますので当宮では扱いをしておりません。
ご祈祷した際には地の神様の御札と祓のお砂をお渡ししております。お社に設置をされる前に祓のお砂を社の周りにまいて清めてから御札をお祀りください。
なお昨年からなかなかお参りに来られない方のために、地の神様の御札の郵送を承っております。
従来紙垂がボロボロになってしまうためにお送りすることができませんでしたが、郵送用のみ少し形を変えることでお送りできるようになりました。
郵送には祓砂がつかないかわりに、郵送料は特別いただきません。
ご希望の方は社頭・もしくはお電話にてお申し出ください。お電話の方には振込用紙をお送りいたします。
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