郵送祈祷も受け付けています・ひな祭

井伊谷宮

2021年02月05日 09:36

こんにちは。井伊谷宮です。
2日の節分・3日の立春も過ぎ、駐車場の梅はきれいに咲いています。
厄年の方は今年のお祓いは済ませましたでしょうか。当宮では年を通して毎日厄除け・八方除けの祈祷を行っておりますが、2月の内にお祓いを済まされる方が多いです。今年はコロナウイルスの関係でまだ見合わせている方もいるかもしれません。


そのような方にもご祈祷いただける様に、郵送でも祈祷を受け付けています。
神社にお越しいただいて郵送祈祷の旨お申し出いただくか、現金書留にて住所、氏名、生まれ年、祈願名を記入した紙を同封の上お送りいただいても構いません。お送りいただく場合は確認したいことがある場合もありますので、電話番号の記載もお願い致します。
郵送料はご祈祷にお付けするお神酒又は絵馬に替えさせていただくので、別途いただきません。ご祈祷料は1件3千円です。


さて節分も終わりましたので祈祷控殿にひな人形をお出ししました。
ひな祭は元々上巳の節句(じょうしのせっく)と言われ、川に自身の厄を託した人形(ひとがた)を流してお祓いをしていました。それが後にひな人形を飾るようになり現在の華やかな行事へと変化してきました。


上巳の節句は別名桃の節句と言われます。桃も古くは古事記に悪しきものをお祓いする力があると描かれています。桃太郎の話でもおなじみですね。華やかなイメージの強いひな祭ですが、元々お祓いの神事であったことはあまり知られていないかもしれません。


井伊谷宮では今の飾るお雛様の元と言われる流しひなの神事を行い、厄祓いをしています。絵馬史料館を境内に持つ絵馬の神社である当宮では、手作りの紙製お雛様を絵馬にのせ川に流すことでお祓いをします。一つ一つ柄が違うのでお好きなものをお選びください。
お子様に限らずどなた様でも、流しひな絵馬に厄を託してお流しいただけます。
今年は3月7日の11時10分頃を予定しています。
流しひな絵馬は社頭にて500円でお出ししています。
※写真は2年前のものです。

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