9月21日 若宮太鼓・魅鼓(かいこ)500太鼓奉納

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おはようございます。井伊谷宮です。
先日は中日新聞さんにてるてるボウズの記事を掲載いただきました。
8月よりは風車となります。段々と飾られていくことと思いますので、また順次ご紹介してまいります。
9月21日 若宮太鼓・魅鼓(かいこ)500太鼓奉納


9月21日 若宮太鼓・魅鼓(かいこ)500太鼓奉納


さてライトアップ期間の行事紹介ですが、9月21日には若宮太鼓一心会(わかみやだいこいっしんかい※花平の太鼓グループ)と魁鼓(かいこごーまるまる)500による奉納演奏があります。
場所は晴れた場合は史料館前を予定しており、雨の場合は拝殿内等の室内になります。
9月21日 若宮太鼓・魅鼓(かいこ)500太鼓奉納


太鼓は古来より宗教的行事に使われてきましたが、その用途は様々で時刻を知らせたり戦の時に味方を鼓舞したり現代の音楽活動にも使われていますね。単に音としても心地よいのに加えて、目の前で鳴らされると魂まで揺さぶられるような感覚がします。
神社の祭典やご祈祷の初めにも太鼓を鳴らしますので、経験がないとその音量に驚かれる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
9月21日 若宮太鼓・魅鼓(かいこ)500太鼓奉納


太鼓の関連で言うと、地域によってはご祈祷のお祓いで大祓詞(おおはらえことば※お祓いの長い言葉)を奏上するそうで、その際には太鼓をリズミカルにドンドンと鳴らしながら行うと聞いたことがあります。
その話をしていた先輩は、「だからその地域の神主は太鼓の達人がうまいんだ」と冗談を言っていました(笑)

神話の中で太鼓は、天の岩戸の段・アマテラスオオミカミの前で用いたとされます。
天の岩戸がどんな話だったか?という方は、「神話のお話」カテゴリから過去の記事をご覧ください。
太鼓は神事との関わりも深く、私たちの祖先は「音」に不思議な力を見出していたことと思います。

世界最古のオーケストラとも言われる日本の雅楽は、指揮者がおらず小さな太鼓(鞨鼓かっこ)によって全体をまとめます。
なので雅楽会などで鞨鼓をされる方は、雅楽会の中でも経験豊富な方がされることが多い様です。

少し話が逸れましたが、9月のお祭の頃は昼間はまだ暑いものの、夜は涼しくなってまいります。
秋の夜長に太鼓の音に心を震わす、そんな時間を過ごしてみるのもよいかもしれません。

なお、ライトアップ期間(夜)は特別の御朱印とおみくじをご用意いたします。
次回は手筒花火のご紹介ができればと思います。


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