2022年06月01日15:49
6月の御朱印・アジサイ花手水≫
カテゴリー │社務日誌
こんにちは。井伊谷宮です。
いよいよ6月となりましたね。今月は半年間のお祓いの神事である夏越の大祓・茅の輪くぐりがあります。
本当にあっという間の半年ですね。

今回は6月の御朱印をご紹介します。
6月は「夏越の大祓」と「蛍・ホタルブクロ」です。
一つ目は知らず知らずのうちに付着した、半年間の罪穢れを祓う祭祀「夏越大祓」の御朱印です。
緑色の大きな輪は茅の輪を表しており、輪の横に立てる竹や儀式で使う形代(かたしろ)を全体にあしらっています。
年に2回大祓があり、6月末と12月末に半年ごとのお祓いをします。
茅の輪は元々は身に着けると疫病を除けると言われ、次第に大きな輪をくぐるようになっていきました。
もう一つの御朱印は、夏の風物詩「蛍」と季節の花「ホタルブクロ」が描かれています。
子供がこの花の中に蛍を入れて遊んだことから、ホタルブクロという名前が付けられたそうです。提灯花、釣鐘草などいくつかの別名を持ちます。

ホタルブクロの花は実は井伊谷宮の池にも咲いています。
面白い花だなと前々から思っていましたが、こんな風流な言われがあったとは私も初めて知りました。
淡い蛍の光とホタルブクロの花がよく調和した風流な御朱印ですね。

また今月から御歌御朱印が変わります。
「とにかくに 道ある君が 御世ならば ことしげくとも 誰か惑はむ」
「兎にも角にも日本の中心たる天皇様がおられるのですから、たとえ辛く苦しい状況であっても誰が思い惑うことなどありましょうか」
建徳2年(西暦1371年)、御祭神宗良親王様の御兄弟である懐良親王より、思うに任せない戦況や数々の裏切りに苦しむご心情を訴えられる手紙が届けられ、深く同情と共感を覚えた親王様はこの御歌をお返しになりました。
そのような世だからこそ互いに信念をもって、天皇様から託された務めを果たそうと励まされたのですね。

アジサイがきれいに咲き始めましたので、花手水を行っています。
簡易な形ですが、アジサイが咲いている期間は行う予定ですので参拝の折宜しければご覧ください。
次回は境内の飾りについてご紹介いたします。
いよいよ6月となりましたね。今月は半年間のお祓いの神事である夏越の大祓・茅の輪くぐりがあります。
本当にあっという間の半年ですね。
今回は6月の御朱印をご紹介します。
6月は「夏越の大祓」と「蛍・ホタルブクロ」です。
一つ目は知らず知らずのうちに付着した、半年間の罪穢れを祓う祭祀「夏越大祓」の御朱印です。
緑色の大きな輪は茅の輪を表しており、輪の横に立てる竹や儀式で使う形代(かたしろ)を全体にあしらっています。
年に2回大祓があり、6月末と12月末に半年ごとのお祓いをします。
茅の輪は元々は身に着けると疫病を除けると言われ、次第に大きな輪をくぐるようになっていきました。
もう一つの御朱印は、夏の風物詩「蛍」と季節の花「ホタルブクロ」が描かれています。
子供がこの花の中に蛍を入れて遊んだことから、ホタルブクロという名前が付けられたそうです。提灯花、釣鐘草などいくつかの別名を持ちます。
ホタルブクロの花は実は井伊谷宮の池にも咲いています。
面白い花だなと前々から思っていましたが、こんな風流な言われがあったとは私も初めて知りました。
淡い蛍の光とホタルブクロの花がよく調和した風流な御朱印ですね。
また今月から御歌御朱印が変わります。
「とにかくに 道ある君が 御世ならば ことしげくとも 誰か惑はむ」
「兎にも角にも日本の中心たる天皇様がおられるのですから、たとえ辛く苦しい状況であっても誰が思い惑うことなどありましょうか」
建徳2年(西暦1371年)、御祭神宗良親王様の御兄弟である懐良親王より、思うに任せない戦況や数々の裏切りに苦しむご心情を訴えられる手紙が届けられ、深く同情と共感を覚えた親王様はこの御歌をお返しになりました。
そのような世だからこそ互いに信念をもって、天皇様から託された務めを果たそうと励まされたのですね。
アジサイがきれいに咲き始めましたので、花手水を行っています。
簡易な形ですが、アジサイが咲いている期間は行う予定ですので参拝の折宜しければご覧ください。
次回は境内の飾りについてご紹介いたします。