豆まき 撒豆式

カテゴリー │社務日誌

こんにちは。井伊谷宮です。
最近は暖かい日もあり心地がいいですね。

今年は寒い日ばかりでしたが、やはり暖かくなると気持ちも晴れやかになってきます。春ももうすぐでしょうか。
ただ時折風が冷たい時もあるので、外に出る際はお気をつけください。
※写真はコロナ以前のものです。
豆まき 撒豆式


今日は豆まきについてお話をしようと思います。
井伊谷宮でも毎年撒豆式(さんとうしき)といって、お申込みいただいた年男年女の方に豆まきをご奉仕いただいております。昨年と今年は密集を防ぐため、みなさんが拾える形では行わず神社関係者のみで皆様が恙なく一年をお過ごしになれるようにとお祈り致します。
豆まき 撒豆式


豆まき奉仕をいただく年男の方には直垂(ひたたれ)という装束を着ていただきます。
時代劇などで見かけることもありますね。
女性は着物姿でご参加いただき、当日は大変にぎやかになります。
豆まき 撒豆式


例年はたくさんの方がおいでになるだけに、撒豆式がないのはとても寂しい気持ちになります。
ですが厄除け・八方除けのご祈祷は例年通り行っていますので、節分の日にお祓いをご希望の方はどうぞお参り下さい。

コロナが心配という方もおられることと思います。事前にお申し込みをいただいて、節分の日にご祈祷をして郵送することもできますのでご検討ください。
豆まき 撒豆式


さて、そもそもどうして豆をまくのかみなさんご存知でしょうか。
節分というと悪い鬼を追い祓う追儺(ついな)という意味があることは最近の記事でもお伝えしましたが、豆は「魔を滅する」という意味があるそうです。

炒った豆を使うのは香ばしくておいしいからではなく、そこから悪い芽がでないようにとの意味合いもあります。
今では枡(ます)を使う方も減ったことと思いますが、昔は枡に豆を入れてまいていたように思います。
枡は「増す」や「益す」につながり、縁起がいいと言われますね。


コロナも日本で流行り始めて早2年がたとうとしています。三度目の正直とも申しますが来年こそは撒豆式を含めた節分祭が行えるよう、今年も前を向いてまた一年過ごしていきたいと思います。


同じカテゴリー(社務日誌)の記事
地の神様
地の神様(2023-12-10 12:48)

12月の御朱印
12月の御朱印(2023-12-05 15:44)

まゆ玉と菊飾り
まゆ玉と菊飾り(2023-11-11 16:11)

11月の御朱印
11月の御朱印(2023-10-31 13:58)


 

削除
豆まき 撒豆式