2021年08月13日12:39
お盆 神様トンボ≫
カテゴリー │社務日誌
こんにちは。井伊谷宮です。
境内ではサルスベリが咲いています。ピンク色で可愛らしいですね。この時期は花が少ないので、とても貴重です。
雨が降ると気分も沈みがちですが、自然の中では何気ない波紋など面白い光景があふれています。濡れるのは嫌なので早々に引き上げてしまいますが(笑)

今年もお盆を迎えました。みなさまいかがお過ごしでしょうか。昔から盆と暮れは奉公人もお暇がもらえると言われていました。それだけ大切にされてきた習俗なのですね。
亡くなった方の初盆は神社でも御霊祭(みたままつり)をします。

初盆は亡くなった方の50日が終わってから初めて迎えるお盆に行うことが多いでしょうか。その他事情によって来年に回す場合もあるかと思いますが、亡くなった方の初盆はしっかり行って故人を悼むというのが昔から行われてきました。
お盆には祖先が帰ってくるため親族が集まるというのも昔からの慣習ですね。この時期に花火大会が多いのも、元々は御霊を慰める意味合いがあったからと言われます。
花火大会は今では夏の風物詩としてイベント的な認識が強くなっていますね。

また先日お話しした黒トンボを見つけましたので、写真を撮りました。もっと近づこうと思ったらバッテリーが切れてしまい、遠めの写真しかないのが悲しい限りです。
この黒トンボは別名おはぐろトンボや神様トンボとも言われます。
神様トンボは止まっている時に羽をまるで手を合わせるかのように動かす仕草や、お盆の時期に田によく見られたことから言われるようになったようです。お盆はご先祖様の魂が帰って来る時で、ちょうどその時に神様トンボも林の方から水のある田の方に移動してきました。
昔は山などに霊魂が宿りお盆の時期にこちらに帰ってくると考えられていましたので、ちょうどその考え方にもあっていたのだと思います。
またトンボは田の害虫を食べてくれるのも、大切に思われてきた理由かもしれません。

大昔はどこでもたくさん見かけたというこの神様トンボも、今ではあまり見かけなくなったようです。
以前御年配の方と話をしていて「黒いトンボにあって、ご先祖様に会えたような気がする」と言われたことがあります。
その時は神様トンボのことを知らなかったのですが、きっとその方はこうした信仰をご存知だったのかもしれないですね。毎日勉強です。
境内ではサルスベリが咲いています。ピンク色で可愛らしいですね。この時期は花が少ないので、とても貴重です。
雨が降ると気分も沈みがちですが、自然の中では何気ない波紋など面白い光景があふれています。濡れるのは嫌なので早々に引き上げてしまいますが(笑)
今年もお盆を迎えました。みなさまいかがお過ごしでしょうか。昔から盆と暮れは奉公人もお暇がもらえると言われていました。それだけ大切にされてきた習俗なのですね。
亡くなった方の初盆は神社でも御霊祭(みたままつり)をします。
初盆は亡くなった方の50日が終わってから初めて迎えるお盆に行うことが多いでしょうか。その他事情によって来年に回す場合もあるかと思いますが、亡くなった方の初盆はしっかり行って故人を悼むというのが昔から行われてきました。
お盆には祖先が帰ってくるため親族が集まるというのも昔からの慣習ですね。この時期に花火大会が多いのも、元々は御霊を慰める意味合いがあったからと言われます。
花火大会は今では夏の風物詩としてイベント的な認識が強くなっていますね。
また先日お話しした黒トンボを見つけましたので、写真を撮りました。もっと近づこうと思ったらバッテリーが切れてしまい、遠めの写真しかないのが悲しい限りです。
この黒トンボは別名おはぐろトンボや神様トンボとも言われます。
神様トンボは止まっている時に羽をまるで手を合わせるかのように動かす仕草や、お盆の時期に田によく見られたことから言われるようになったようです。お盆はご先祖様の魂が帰って来る時で、ちょうどその時に神様トンボも林の方から水のある田の方に移動してきました。
昔は山などに霊魂が宿りお盆の時期にこちらに帰ってくると考えられていましたので、ちょうどその考え方にもあっていたのだと思います。
またトンボは田の害虫を食べてくれるのも、大切に思われてきた理由かもしれません。
大昔はどこでもたくさん見かけたというこの神様トンボも、今ではあまり見かけなくなったようです。
以前御年配の方と話をしていて「黒いトンボにあって、ご先祖様に会えたような気がする」と言われたことがあります。
その時は神様トンボのことを知らなかったのですが、きっとその方はこうした信仰をご存知だったのかもしれないですね。毎日勉強です。