そんなんぶしょたいでそこのくろにでも置いといて後でうっちゃっときな

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おはようございます。井伊谷宮です。
最近は暑くて暑くてたまりませんね。かき氷が食べたい季節です。
暑い時期こそ体を動かしていないとすぐ弱ってしまうので、近々休みには自転車に乗ろうと計画中です。といっても近場を回るだけですが。。運動すると食欲も湧き、お肉が食べたくなるのは私だけでしょうか(笑)

ブログをご覧の方は今日はなぞのタイトルだなと感じておられることと思います。最近(?)流行りの長いタイトルですが、センスがないのがバレてしまいますね。
今回は遠州弁のうち、知らない人にはよくわからなそうな言葉を3つご紹介します。三つを無理やりねじ込んだ例文がタイトルになっています(笑)
facebookをご覧の方はタイトルがでないのでこちらにも記載しておきます。
タイトルは「そんなんぶしょったいでそこのくろにでも置いといて後でうっちゃっときな」です(笑)
そんなんぶしょたいでそこのくろにでも置いといて後でうっちゃっときな


「ぶしょったい」という遠州弁、みなさんは使いますか。私は小さい頃母親からズボンにシャツを入れないとぶしょったいとよく言われたものです。
「みっともない、だらしない」という意味です。もちろん制服などきちっとした服装は別ですが、時代と共に価値観も変わるのか今ではシャツを入れてないからぶしょったいという感覚もあまりないかもしれませんね。
そんなんぶしょたいでそこのくろにでも置いといて後でうっちゃっときな


次は「くろ」。「隅」という意味らしいのですが、この言葉は私は聞いたことが無かったです。ですが祖母はよく父に言っていたそうです。
「そこのくろに置いといて」と言われても、一瞬「?」と固まってしまいそうです。
今ではだいぶ聞かなくなったと父も言っていました。こういう段々と忘れ去られていく言葉があるのは悲しいですね。
そんなんぶしょたいでそこのくろにでも置いといて後でうっちゃっときな


最後は「うっちゃる」。「それうっちゃといて。」こう言われて意味が分かりますでしょうか。
なんとなく文脈から分かりそうな気もしますが、「売っちゃっといて」と脳内変換しリサイクルショップなどへ行ってしまうかもしれません(笑)
脳内変換はややこしいもので勝手に思い込んでしまうため、場合によっては相手の思いもよらない行動をとってしまったりと厄介です。
そんなんぶしょたいでそこのくろにでも置いといて後でうっちゃっときな


今回の「ぶしょったい」、「くろ」、「うっちゃる」皆さんはどれだけわかりましたでしょうか?
御存じだった方も、そうでない方も「こんな言葉あったなあ。」とか「こんな言葉があるんだ」と遠州弁のことを考えていただければ幸いです。
遠州弁うなぎみくじではこうした単語のご紹介をしつつ、おみくじの運勢が遠州弁で書かれています。みなさんには地元の言葉に親しみを感じつつ、おみくじを引いていただければと思います。


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