もうすぐお彼岸 可憐な花々

カテゴリー │社務日誌

こんにちは。井伊谷宮です。
陽光桜が咲きました。スモモやアンズと共に社務所の裏側(手水を上がったところ)にあります。とても小さい木ですが寄ってしまえばあまり関係ないですね(笑)
もうすぐお彼岸 可憐な花々


もうすぐお彼岸 可憐な花々


スモモは李花(りか)という言い方をしますが、御祭神は李花集(りかしゅう)という歌集も作っています。
花桃の様な存在感のある大きな花ではないですが、白色で慎ましい上品なきれいさがあるように思います。あまり見かけないと思いますので、御参拝の折にはどうぞご覧ください。
もうすぐお彼岸 可憐な花々


近くにはアンズの花も咲いています。一見すると何の花かよくわからないですね。ピンク色の明るい写真が陽光桜、縦長の写真がアンズです。

もうすぐお彼岸ですね。春のお彼岸は春分の日を中日として前後3日間を合わせた期間となります。今年の春のお彼岸は3月17日~23日です。
もうすぐお彼岸 可憐な花々


お彼岸は太陽が真東から真西に沈みます。少し仏教的な考え方も入りますが、死者の世界と私たちの世界がつながる時ということで春と秋のお彼岸の日には先祖の供養をします。
皇室でも春季皇霊祭(しゅんきこうれいさい)、秋季皇霊祭(しゅうきこうれいさい)というお祭が行われます。
春と秋に歴代の天皇、皇后、皇族の霊をお祀りする神事です。

井伊谷宮でも祖霊社にお祀りしております方のご親族様にご案内して、春と秋に祖霊祭(それいさい)を行っています。
亡くなった方の御霊(みたま)は神道では霊璽(れいじ)という御霊代(みたましろ)に宿ります。こちらはご自宅でお祀りいただくのが一般的ですが、昨今の家庭の多様化により御霊祀りを続けていくのが難しい状況もございます。
そのような方の霊璽を祖霊社にてお祀りをいたします。

当宮で葬儀をされた方で希望の方は無料でお入りいただけます。当宮で葬儀をされていない方の場合は初穂料が必要ですがお入りいただけます。ご相談ください。


同じカテゴリー(社務日誌)の記事
地の神様
地の神様(2023-12-10 12:48)

12月の御朱印
12月の御朱印(2023-12-05 15:44)

まゆ玉と菊飾り
まゆ玉と菊飾り(2023-11-11 16:11)

11月の御朱印
11月の御朱印(2023-10-31 13:58)


 

削除
もうすぐお彼岸 可憐な花々