2020年03月20日12:50
祖霊祭 赤い桃も花開きました≫
カテゴリー │社務日誌
こんにちは。井伊谷宮です。
赤い桃の花も開きました。この庭にはスモモと花桃が植えられており、スモモの白と花桃の赤が対照的でとてもきれいです、
スモモは御祭神宗良親王が愛した花と言われます。可憐な花が新緑の葉と共に咲くなんとも優しい印象の花です。
井伊谷宮の御朱印のハンコにもスモモは使われています。よく桜ですねと言われるのですが、実はスモモの花なんです。宗良親王の作った李花集(りかしゅう)という歌集がありますが、李花というのはスモモの花を指します。


さて本日は春分の日です。昼と夜の長さが同じとされ、春分の日の前後3日間を含めたお彼岸には昔からお墓参りがなされます。
日本では古くから祖先を敬う信仰がありますが、これはお葬式の祭詞の言葉にも見てとれます。
「〇〇の家を守る神となりて」、「〇〇の守り神として」等奏上致しますが、亡くなられた方が見守ってくれているのだという考え方があるのだと思います。
親族に限らずお世話になった方が亡くなられたとしても、ふとした拍子にこんな時あの人ならなんて言ったかなと思う時があります。よく心の中で生きているという表現がございますが、そんな時はまさしくその通りだなと感じます。
これは仏教的な考え方ですが私たちの生きている此岸と海を隔てた煩悩のない死後の世界彼岸という世界観があり、それが春分の日秋分の日は太陽が真東から昇り真西に沈むので二つの世界が最も通じやすくなると考えられているようです。
亡くなられた方々が今の自分をどう見ているかはわかりませんが、きっと暖かく見守ってくれていることと思います。
そんな方々のことを思いながら手を合わせたいものですね。

本日は井伊谷宮でも祖霊祭を行い、祖霊社に入られている方のお御霊をお慰めするお祭を行いました。
赤い桃の花も開きました。この庭にはスモモと花桃が植えられており、スモモの白と花桃の赤が対照的でとてもきれいです、
スモモは御祭神宗良親王が愛した花と言われます。可憐な花が新緑の葉と共に咲くなんとも優しい印象の花です。
井伊谷宮の御朱印のハンコにもスモモは使われています。よく桜ですねと言われるのですが、実はスモモの花なんです。宗良親王の作った李花集(りかしゅう)という歌集がありますが、李花というのはスモモの花を指します。
さて本日は春分の日です。昼と夜の長さが同じとされ、春分の日の前後3日間を含めたお彼岸には昔からお墓参りがなされます。
日本では古くから祖先を敬う信仰がありますが、これはお葬式の祭詞の言葉にも見てとれます。
「〇〇の家を守る神となりて」、「〇〇の守り神として」等奏上致しますが、亡くなられた方が見守ってくれているのだという考え方があるのだと思います。
親族に限らずお世話になった方が亡くなられたとしても、ふとした拍子にこんな時あの人ならなんて言ったかなと思う時があります。よく心の中で生きているという表現がございますが、そんな時はまさしくその通りだなと感じます。
これは仏教的な考え方ですが私たちの生きている此岸と海を隔てた煩悩のない死後の世界彼岸という世界観があり、それが春分の日秋分の日は太陽が真東から昇り真西に沈むので二つの世界が最も通じやすくなると考えられているようです。
亡くなられた方々が今の自分をどう見ているかはわかりませんが、きっと暖かく見守ってくれていることと思います。
そんな方々のことを思いながら手を合わせたいものですね。
本日は井伊谷宮でも祖霊祭を行い、祖霊社に入られている方のお御霊をお慰めするお祭を行いました。