七夕書道成就祈願展・注染手ぬぐい展示

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こんにちは。井伊谷宮です。
あと二日後には七夕の節句ですね。
七夕書道成就祈願展・注染手ぬぐい展示


七夕は牽牛と織女(彦星と織姫)が一年に一度出会うことが許された日とされます。
できれば晴れて二人がちゃんと会えるといいですね。

七夕の話と言えばもともと働き者だった二人が、仲が良すぎるために怠け者となり引き裂かれてしまったというのはとても悲しい気がします。
働きすぎが制限される今の時代は、この物語もまた違ったように感じてしまう方もおられるかもしれませんね。

時代時代で価値観は異なるので、大河ドラマなどを見ていてもその点はやはり描くのが難しそうだなと感じることもしばしばあります。
七夕書道成就祈願展・注染手ぬぐい展示


さて話が逸れましたが、七夕には書芸上達の信仰があります。
今年も大谷青嵐先生、金谷美雲書道教室、金子清風書道教室の皆様にご協力をいただき、書道展を開催しています。

子供たちが書道の上達を願い作品を展示してくれていますので、ぜひご覧になってみてください。
私も子供の頃に書道を習っていた身として、今の子供たちは字が上手だと感じます。
七夕書道成就祈願展・注染手ぬぐい展示


スマホやPC全盛の時代でも、書を習っている子がこれだけいるというのはうれしい限りです。
大谷先生の作品は書と絵が描かれた掛け軸です。絵が入るとまた雰囲気も変わって面白いですよ。

こちらの書道展は8月2日に片付け、その後は大谷先生の木材を用いた書画展を行います。
廃材となる木に書画の力で命を吹き込む。そんな今の時代に即したコンセプトのもとに、先生の力作を展示くださいます。
どうぞお楽しみにしていただければと思います。
七夕書道成就祈願展・注染手ぬぐい展示


併せて浜松が有名な注染染めの手ぬぐいも現在展示しています。
注染染めの特徴は優しい手触りと、表裏を均一に染めることができる染めの技法にあります。

ヤカンと呼ばれる道具を用いて、注ぐように染料をたらして染める事から注染(ちゅうせん)といいます。

浴衣全盛の時代には広く知られていましたが、昨今は浜松が有名だと知る人も減ってきたように感じ寂しい限りです。
様々な色、柄がありますのでどうぞこちらもお楽しみください。


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