2023年04月25日16:19
無料で陣羽織が着られます≫
カテゴリー │社務日誌
こんにちは。井伊谷宮です。
大河ドラマもいよいよ浜松城ができたそうですね。私はまだ録画したものを見れていないのですが、浜松まつりのこの時期にちょうど浜松が舞台となるのはとてもうれしいです。

陣羽織体験に使っている陣羽織は、以前結婚式に使っていた打掛を直して作ったものです。そのためかなりしっかりした生地で作られております。
お貸しくださっている先生のご厚意で無料で着られますので、ぜひご家族や御友人とお参りの際、よい記念としてください。

小さなお子様用には井伊直政のイメージした井伊家の家紋入りの陣羽織もございます。
「丸に橘」は井伊家の始祖、共保が出生した井戸の脇に橘があったことが由来とされます。橘とはミカンの原種のことです。
ご用意している烏帽子は引き立て烏帽子と言います。
烏帽子(えぼし)という昔の帽子の名前は聞いたことがあっても、様々な種類があるのをご存知の方は少ないのではないでしょうか。
懐中烏帽子、立て烏帽子、引き立て烏帽子、風折れ烏帽子、侍烏帽子・・・
烏帽子も奥が深いですね。なかなか目にする機会も少ないかと思いますので、どうぞかぶってみてください。
展示している甲冑も簡単にご紹介します。

金色の甲冑は金陀美具足。家康が目立つようにつけたとされる代表的な具足。
一説には戦時はあまりに目立ちすぎるので、金色に塗られたのは戦乱の世がある程度落ち着いてからではないかとも言われているそうです。
手前の黒色の甲冑はシダ具足。
前立(まえたて)という兜の前部分が、植物のシダの葉の形であることからこのように呼ばれます。
家康が関ヶ原の戦いと大坂の陣で、この甲冑と共に勝利を収めたことから大変縁起の良いの甲冑とされます。こちらも家康を代表する甲冑です。
赤色の兜の前立が大きくU字に伸びている甲冑は、みなさんご存知、井伊直政の甲冑です。
井伊の赤鬼とも称された直政の甲冑は、やはりデザインも格好いいですね。あしらわれている家紋は丸に橘です。

写真では分かり辛いですが、白い甲冑の右側に飾っているのは武田信玄の甲冑です。
信玄らしい無骨なイメージがして、私も気に入っています。「負け」を知ることは人を大きく成長させることと思いますが、その意味で信玄は家康が大きく飛躍する基を作った人物の様な気も致します。
その他は特に誰のというものではないそうですが、緑の甲冑は新野左馬之助(新野親矩)をイメージされたそうです。
井伊直政(虎松)が幼少期に今川氏真の命で殺されそうになった際、必死に説得して命を救った人物です。
井伊家にとっては本当に恩人ですね。
綱渡りによって再興を成し遂げた井伊家でしたが、新野左馬之助がいなければそれもできなかったのかもしれません。
大河ドラマもいよいよ浜松城ができたそうですね。私はまだ録画したものを見れていないのですが、浜松まつりのこの時期にちょうど浜松が舞台となるのはとてもうれしいです。
陣羽織体験に使っている陣羽織は、以前結婚式に使っていた打掛を直して作ったものです。そのためかなりしっかりした生地で作られております。
お貸しくださっている先生のご厚意で無料で着られますので、ぜひご家族や御友人とお参りの際、よい記念としてください。
小さなお子様用には井伊直政のイメージした井伊家の家紋入りの陣羽織もございます。
「丸に橘」は井伊家の始祖、共保が出生した井戸の脇に橘があったことが由来とされます。橘とはミカンの原種のことです。
ご用意している烏帽子は引き立て烏帽子と言います。
烏帽子(えぼし)という昔の帽子の名前は聞いたことがあっても、様々な種類があるのをご存知の方は少ないのではないでしょうか。
懐中烏帽子、立て烏帽子、引き立て烏帽子、風折れ烏帽子、侍烏帽子・・・
烏帽子も奥が深いですね。なかなか目にする機会も少ないかと思いますので、どうぞかぶってみてください。
展示している甲冑も簡単にご紹介します。
金色の甲冑は金陀美具足。家康が目立つようにつけたとされる代表的な具足。
一説には戦時はあまりに目立ちすぎるので、金色に塗られたのは戦乱の世がある程度落ち着いてからではないかとも言われているそうです。
手前の黒色の甲冑はシダ具足。
前立(まえたて)という兜の前部分が、植物のシダの葉の形であることからこのように呼ばれます。
家康が関ヶ原の戦いと大坂の陣で、この甲冑と共に勝利を収めたことから大変縁起の良いの甲冑とされます。こちらも家康を代表する甲冑です。
赤色の兜の前立が大きくU字に伸びている甲冑は、みなさんご存知、井伊直政の甲冑です。
井伊の赤鬼とも称された直政の甲冑は、やはりデザインも格好いいですね。あしらわれている家紋は丸に橘です。
写真では分かり辛いですが、白い甲冑の右側に飾っているのは武田信玄の甲冑です。
信玄らしい無骨なイメージがして、私も気に入っています。「負け」を知ることは人を大きく成長させることと思いますが、その意味で信玄は家康が大きく飛躍する基を作った人物の様な気も致します。
その他は特に誰のというものではないそうですが、緑の甲冑は新野左馬之助(新野親矩)をイメージされたそうです。
井伊直政(虎松)が幼少期に今川氏真の命で殺されそうになった際、必死に説得して命を救った人物です。
井伊家にとっては本当に恩人ですね。
綱渡りによって再興を成し遂げた井伊家でしたが、新野左馬之助がいなければそれもできなかったのかもしれません。