2021年11月06日13:21
まゆ玉・遠州弁・七五三≫
カテゴリー │社務日誌
こんにちは。井伊谷宮です。
まゆ玉は予祝(よしゅく)の縁起物です。願い事の成就の前に、お飾りをして祝うことで願いの成就を引き寄せます。
色々な色があってみなさん真剣に選んでいかれます。本能的にぱっと選ぶもよし、じっくり吟味するもよし。ご自身の願いを託すにふさわしいお気に入りのまゆ玉をお選びください。

さて今回は久しぶりに遠州弁についての回にしたいと思います。
井伊谷宮では遠州弁うなぎみくじをお出ししており、運勢が遠州弁で書かれています。
おみくじの中では遠州弁の単語も紹介していますので、知らなかった人はぜひ日常生活でも使ってみてくださいね。

おみくじにはうなぎの縁起物もついてますから、財布などに入れてお持ちください。
久しぶりすぎて単語もどれを紹介したかなという具合ですが、かぶっていたらご容赦ください。

「いっしょくたあ」は「一緒に」という意味です。「いっしょくたあにしないで。」などとよく言うでしょうか。
物を整理する時や、冗談で「私とあなたは違うわよ」という意味で使うこともあります。私も意味は分かりますが、アラサー世代の私の周りで使っている人はいないですね。今の若い子はわかるのでしょうか。
「えらい」は偉いのではなくて、「大変」という意味ですね。今ではしんどい、辛いという言い方をすることが多いでしょうか。
「うんとえらい」、「えらいもんで」などとよく聞きますね。ただ「偉い」という意味で使われることもあり、これは日本語を習っている外国の人には本当にさっぱりなのではないでしょうか。
「かあばり」は「かす」の意味です。「かあばりがついている」などと言います。おかあばりともいいますね。
私は幼少期の頃卵かけご飯をよく手で食べていたそうで、顔中おかあばりだらけだったそうです(笑)
この言葉は今の子は知らないでしょうね。親子でお参りされた方に聞いてみても、十中八九お子さんは知らないです。
単語を知らなくても話の流れで大体意味が分かるときもあるのですが、分からない言葉が立て続けに続くと理解できないこともよくあります。
地元に帰ってきたばかりの私もそうでした。ですが不思議なもので毎日聞いているとすんなり聞けるようになるんですよね。
習慣や慣れの力はすごいなと感じます。

神社では言霊信仰があり、言葉には霊魂が宿ると考えています。なので忌み言葉といって結婚式などでも縁起の悪い言葉は使わないなど決まりがあるわけです。
私たちが普段使う言葉にもその人の人柄を表れているような気がします。その意味で方言というのは地域性をすごく表していてとても面白いと思います。
みなさんが思う遠州の人の気質とはどういうものでしょうか。
方言がこんなにいいなと思ったのはある程度の年になってからですが、それも自分が生まれ育った地域を大切にしたいと思うようになったからかもしれません。
アラサーともなると若い頃とは考え方が変わってきていて、その違いを楽しみつつ温かいお茶をすするのもまた心地よい時間です。
最後は話が逸れてしまいましたが、今回は以上です。
七五三も時期となりお参りも増えてまいりました。お子様のお祝い飾りとしてまゆ玉と菊も境内に飾っていますので、どうぞご覧になっていってください。
今日は冷やっこいので、体調管理にはくれぐれもお気を付けください。
まゆ玉は予祝(よしゅく)の縁起物です。願い事の成就の前に、お飾りをして祝うことで願いの成就を引き寄せます。
色々な色があってみなさん真剣に選んでいかれます。本能的にぱっと選ぶもよし、じっくり吟味するもよし。ご自身の願いを託すにふさわしいお気に入りのまゆ玉をお選びください。
さて今回は久しぶりに遠州弁についての回にしたいと思います。
井伊谷宮では遠州弁うなぎみくじをお出ししており、運勢が遠州弁で書かれています。
おみくじの中では遠州弁の単語も紹介していますので、知らなかった人はぜひ日常生活でも使ってみてくださいね。
おみくじにはうなぎの縁起物もついてますから、財布などに入れてお持ちください。
久しぶりすぎて単語もどれを紹介したかなという具合ですが、かぶっていたらご容赦ください。
「いっしょくたあ」は「一緒に」という意味です。「いっしょくたあにしないで。」などとよく言うでしょうか。
物を整理する時や、冗談で「私とあなたは違うわよ」という意味で使うこともあります。私も意味は分かりますが、アラサー世代の私の周りで使っている人はいないですね。今の若い子はわかるのでしょうか。
「えらい」は偉いのではなくて、「大変」という意味ですね。今ではしんどい、辛いという言い方をすることが多いでしょうか。
「うんとえらい」、「えらいもんで」などとよく聞きますね。ただ「偉い」という意味で使われることもあり、これは日本語を習っている外国の人には本当にさっぱりなのではないでしょうか。
「かあばり」は「かす」の意味です。「かあばりがついている」などと言います。おかあばりともいいますね。
私は幼少期の頃卵かけご飯をよく手で食べていたそうで、顔中おかあばりだらけだったそうです(笑)
この言葉は今の子は知らないでしょうね。親子でお参りされた方に聞いてみても、十中八九お子さんは知らないです。
単語を知らなくても話の流れで大体意味が分かるときもあるのですが、分からない言葉が立て続けに続くと理解できないこともよくあります。
地元に帰ってきたばかりの私もそうでした。ですが不思議なもので毎日聞いているとすんなり聞けるようになるんですよね。
習慣や慣れの力はすごいなと感じます。
神社では言霊信仰があり、言葉には霊魂が宿ると考えています。なので忌み言葉といって結婚式などでも縁起の悪い言葉は使わないなど決まりがあるわけです。
私たちが普段使う言葉にもその人の人柄を表れているような気がします。その意味で方言というのは地域性をすごく表していてとても面白いと思います。
みなさんが思う遠州の人の気質とはどういうものでしょうか。
方言がこんなにいいなと思ったのはある程度の年になってからですが、それも自分が生まれ育った地域を大切にしたいと思うようになったからかもしれません。
アラサーともなると若い頃とは考え方が変わってきていて、その違いを楽しみつつ温かいお茶をすするのもまた心地よい時間です。
最後は話が逸れてしまいましたが、今回は以上です。
七五三も時期となりお参りも増えてまいりました。お子様のお祝い飾りとしてまゆ玉と菊も境内に飾っていますので、どうぞご覧になっていってください。
今日は冷やっこいので、体調管理にはくれぐれもお気を付けください。