遠州信用金庫さん・静岡新聞さんにてまゆ玉をご紹介いただきました、お茶の御朱印

カテゴリー │社務日誌

こんにちは。井伊谷宮です。
寒くなりお茶の温かさに心癒される日々となりました。自分も年をとったなとしみじみお茶をすすり、物思いにふける時間もなかなかいいものです。
そんな年じゃないだろと笑われてしまうかもしれないですね。

私の父も熱いお茶が好きだと昔から言っていました。
こうした価値観も親から子へ、世代を超えて受け継がれていくのだと思うと感慨深く思います。くれぐれもお伝えしておきますが、まだそんな年ではありません(笑)
遠州信用金庫さん・静岡新聞さんにてまゆ玉をご紹介いただきました、お茶の御朱印


さて、この度遠州信用金庫さんに当宮のまゆ玉飾りと七五三・初宮参りをご紹介いただきました。
遠州信用金庫さんのラインをフォローされている方はどうぞご覧になっていただければ幸いです。
また次の機会には御鎮座150年の御朱印帳や御朱印の件などご紹介いただければなと思っております。
遠州信用金庫さん・静岡新聞さんにてまゆ玉をご紹介いただきました、お茶の御朱印


恥ずかしながら私はSNSを使いこなすタイプではないので知りませんでしたが、今回遠州信用金庫さんのアカウントと友達になって記事を拝見させていただきました。
きれいに掲載くださり本当にありがたいかぎりです。地域の情報を色々とお知らせしてくださっているようですので、興味のある方はどうぞお友達登録してみてください。
昨日の静岡新聞さんでもまゆ玉や七五三参りをご紹介いただきましたので、とられている方はどうぞご覧ください。
遠州信用金庫さん・静岡新聞さんにてまゆ玉をご紹介いただきました、お茶の御朱印


遠州信用金庫さん・静岡新聞さんにてまゆ玉をご紹介いただきました、お茶の御朱印


お茶の世界で新茶は11月から始まるそうです。10月は最後の月ということで名残月と呼びます。
この月だけは金継(きんつぎ)で修復した茶碗が使えることとされ、御朱印にも金線の施された茶碗が描かれます。
この金線は一本一本手作業で巫女さんが入れているので、同じものがない特別な朱印となっています。

この金継は漆を用いて壊れてしまった茶碗を修復する伝統技法なのですが、「物を無駄にしない。」そうした古来の日本人らしい精神が表れている気がします。
また修復部分が見苦しくなるのかと思いきや、それが芸術として新たな価値を生み出しているという所に日本人の美意識が見られるようで、そんな繊細な美的感覚を持っていた我々のご先祖様を誇らしく思います。

今ではこうした茶碗を用いた茶道よりも抹茶スイーツなどの方が一般的になっているかもしれないですね。かくいう私もその一人です(笑)
ただ茶道というものがもつ「様式美」もまた日本人が大切にしてきた美的感覚の一部なのだろうと思います。

少し難しい話になってしまいましたが、「名残月」の御朱印はこうした日本人の「侘び寂び」や「美意識」を表現した御朱印となります。


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