花手水設置

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こんにちは。井伊谷宮です。
これからしばらくは雨のようですね。今年は本当に雨が多いような気がします。
涼しいから少し体が楽な気もしますが、また暑くなるようですから気が抜けないですね。
花手水設置


さて本日は花手水を用意しました。
しばらく水のなかった手水舎に水と花が飾られとてもきれいです。今回は重陽の節句(9月9日)が近いので、菊を中心に飾っています。
重陽の節句は別名「菊の節句」と言います。
花手水設置


五節句は基本的にその時期の植物の力を借りてお祓いをします。菊の節句には菊の花びらを浮かべた菊酒を飲んだり、菊の着綿(きせわた)の露で体をぬぐったりすることで無病息災を願います。
菊の着綿は今月の御朱印の題材ともなっています。
花手水設置


菊は昔から皇室の紋としても知られます。花としてもその気品の高さや香りからとても人気がありますね。
当宮の御祭神宗良親王(むねながしんのう)は後醍醐天皇の第四皇子になりますので、皇室であり神紋も菊紋となっています。
まさに菊は当宮初めての花手水にふさわしい花だと思います。

コロナウイルスの感染対策の観点から、現在多くの神社では手水舎に水を受ける柄杓を出していません。
昼の間は水が流れていますので水を手で直接受けて清めることもできますが、基本的には水と花の彩りを目でご覧いただくことを通して心身をお清めいただければと思います。
花手水設置


境内の青紅葉も飾り、とてもよい雰囲気になったと思います。あとは花がどれくらいもつものなのか、経過を見てみないと分かりませんが次に花を入れ変えるのは来週金曜日の10日となります。
次回もどのようになったかお知らせする予定でおりますので、楽しみにしていただければと思います。


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