神話 オオクニヌシの試練 茅の輪11日午後3時頃撤収

カテゴリー │社務日誌神話のお話

こんにちは。井伊谷宮です。
今日の浜松は久しぶりにずっと快晴の天気となりそうです。九州の方は豪雨が心配ですが、浜松では熱中症に気を付けないといけなそうです。
こまめな水分補給は忘れないようにしてください。※今日は傘の写真と共にお送りします。

今の時期除湿をかけるだけでもだいぶ楽に感じます。ですが除湿は実は一番電気を使うと先日知り合いの方から聞きました。疑問に思って軽く調べてみたのですが、除湿にも二種類あって弱冷房除湿と再熱除湿というものがあるらしいです。

電気代は安い順で弱冷房除湿、冷房、再熱除湿らしく、その方は再熱除湿のことを高いと言っていたようですね。
除湿の話も奥が深いです。
神話 オオクニヌシの試練 茅の輪11日午後3時頃撤収


今日は神話のお話です。前回は様々な試練をオオクニヌシが乗り越えたお話でしたね。
さて、オオクニヌシが髪のムカデを食べてくれたと勘違いし安心して眠ってしまったスサノオ。オオクニヌシもやられてばかりではありません。スサノオが寝ている隙にスサノオの髪を御殿の木に結びつけ、御殿入り口には巨大な岩を据えてすぐには動けないようにします。

そしてスサノオの娘であるスセリビメを背負い、弓矢、太刀、琴を持ち出して逃走を図ります。途中琴が鳴ってしまいスサノオが目を覚ましますが、髪を結んで置いた工作のおかげで時間を稼ぐことができました。
神話 オオクニヌシの試練 茅の輪11日午後3時頃撤収


追いかけてきたスサノオですが追いつけず、最後にヨモツヒラサカ(※前にイザナギとイザナミが対峙した所)でオオクニヌシに向かって叫びます。
「弓矢と太刀で兄弟を追い払い、お前がオオクニヌシとなれ。そして我が娘を正妻とし国を治めなさい。高天原に届くほどの宮殿を建てそこで政治をしなさい。」

言われた通りにオオクニヌシは国づくりを始めます。オオクニヌシの苦労も報われ、卑劣な兄弟達を追いやることができました。
オオクニヌシが兄弟ともめるきっかけとなったヤガミヒメ(※稲羽の白兎の話で登場しオオクニヌシと結婚)は、スセリビメを恐れて帰ってしまった様です。
昔は一夫多妻の考え方だったようですが、このお話からするに女性同士の争いも大変だったことでしょう。
オオクニヌシはその後も多くの女性をめとり、たくさんの子供をもちます。結婚はこの時代子孫繁栄の象徴でもあったのですね。
神話 オオクニヌシの試練 茅の輪11日午後3時頃撤収


今回のお話はここまでになります。
次回のお話ではオオクニヌシの国作りに協力者が現れます。次で国作りの話が終わります。
山自体がご神体という三輪山の神様(奈良県大神神社の御祭神)の話も出てきます。
神話 オオクニヌシの試練 茅の輪11日午後3時頃撤収


境内の茅の輪は明日(11日)午後三時頃撤収を予定しています。茅の輪くぐりをご希望の方はお早めにお参り下さい。


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