7月特別御朱印

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おはようございます。井伊谷宮です。
さあいよいよ7月となりました。令和3年も早くも折り返し地点を迎えたわけですが、皆さん今年半分はいかがでしたでしょうか。
コロナでだいぶ生活が制限され振り回される毎日ではありますが、こんな時だからこそ気づけることやできることもあるかもしれません。
下半期でなにか目標をたててみるのもいいですね。
残り半年、みなさんにとりまして充実した良い年でありますようにお祈り申し上げます。

さて今回は前回お写真のみのご紹介となっておりました今月の特別御朱印についてお知らせいたします。
今月は「七夕まつり」と「文月」です。
7月特別御朱印


七夕まつりは昨年の節句の朱印を基本に少し修正を加えています。
七夕は牽牛(けんぎゅう※牛飼い)と織女(しょくじょ)の話からきていますが、天の川の上で二人が出会えている様子が描かれます。今年は奇しくも丑年ですし、丑も存在感がありますね。
竹に短冊や飾りが施され、小さなてるてるボウズも大変可愛らしいです。

もう一つの御朱印「文月」は7月の旧称です。諸説はあるようですが、「ふみひろげづき」という言葉が短くなって「ふみつき」と言われるようになったというのが有力説なのだそうです。文を広げてさらす月ということで、昔の中国では書物をこの時期に開いて天日干しして虫を防いでいたのですね。
7月特別御朱印


こちらの御朱印は夏らしい風鈴や短冊に加えホオズキが描かれています。ホオズキとはお盆の時期に供えられたり、飾られたりする植物ですね。
提灯のような形と色からご先祖様が帰ってくる道しるべになるとも言われています。
実はこのホオズキは浜松での生産量が全国の9割以上を占めています。東京浅草の「ほおずき市」は有名ですが、そこで売られる枝物のホオズキのほとんどが浜松で生産されているのは知らなかった方も多いのではないでしょうか。
7月特別御朱印


浜松でも井伊谷宮の鎮座する引佐町(いなさちょう)が生産の主力となっています。近隣の竜ヶ岩洞では毎年ほおずき市を開催しているので、興味のある方は行ってみるのもいいかもしれません。ちなみに今年は7月3日と4日の開催のようです。
ホオズキは神話の中でもヤマタノオロチの目がホオズキのようだと表現されるほど、日本人にとって昔からなじみのあるものだったようです。
この季節と、井伊谷宮の地域性にもあった御朱印だと思います。
7月特別御朱印


今年の7月は傘飾り、てるてるボウズ、書道展、手ぬぐい展など色々と行っています。
茅の輪も7月11日午後3時前後を目安に片付ける予定ですので、それまではくぐることができます。まだくぐれていないという方はどうぞお参り下さい。


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