2021年05月27日09:57
神話 ヤマタノオロチ≫
おはようございます。井伊谷宮です。
先日お伝えした私が勝手にレアもの認定している少し赤みがかったスイレンのお写真を紹介します。
もしかしたら他の所ではよく見かけるのかもしれませんが、井伊谷宮の池では数輪しか咲いていません。
スイレンは午前中に咲くと以前聞いたことがあります。私の感覚では午後でも結構咲いているなと思いますが、先日夕方位に撮ろうとしたら軒並蕾になっていました。
ご覧になりたい方は時間帯にはお気をつけください。


写真だと赤みが分かり辛いでしょうか。スイレンの葉だけでもなかなか雰囲気があります。
アジサイは土壌のPHで花の色が変わるとよく言われます。
根付いた土地に合わせて、花を咲かせる。自分はこうだと強く生きることもまた魅力的ですが、こうした生き方もいいなと感じます。
梅の木には実もできてきて可愛らしいですね。


さて前置きが長くなりましたが、今回は神話の回です。前回はスサノオが天の世界「高天原(たかまがはら)」を追放されました。
追放されたスサノオは出雲の国に降り立ちます。出雲というとみなさんご存知島根県です。
そこでスサノオは泣いている老夫婦に出会います。どうしたことかと尋ねると、毎年ヤマタノオロチがやってきて娘を一人食べていくとのことでした。
残ったクシナダヒメという娘が次に食べられてしまうと悲しんでいます。
スサノオはクシナダヒメを嫁にもらうこととし、ヤマタノオロチを倒すことを決心します。ヤマタノオロチは頭と尾が8つもある巨大な怪物です。
まともにやりあったのでは苦戦することでしょう。そこで8つの大きな器にたくさんの酒を用意して待つことにします。
すると作戦の通りにヤマタノオロチは大量の酒を飲んで酔っ払って眠ってしまいました。
そのすきにスサノオはヤマタノオロチを切りつけます。するとヤマタノオロチの中から立派な剣が出てきたので、後にこれをアマテラスオオミカミに献上することとします。これが三種の神器の一つ、クサナギノツルギです。
三種の神器は今でも天皇陛下の皇位継承の証となっていますね。本物は熱田神宮に祀られています。皇居にあるのはご分身です。ご分身を作るに至った経緯はもう少し先のお話となります。
見事ヤマタノオロチを成敗したスサノオはクシナダヒメと結婚して、宮殿を建てました。その子孫がオオクニヌシノカミ(以下オオクニヌシ)です。
大黒様と言うと分かりやすいでしょうか。現在出雲大社に祀られている神様ですね。一点補足しておくとスサノオが建てた宮殿が出雲大社ではありません。出雲大社は国譲りのお話の際に作られた神社ですので、もう少し先のお話です。
またこの話の中でスサノオは「八雲(やくも)立つ 出雲八重垣(いずもやえがき) 妻籠み(つまごみ)に 八重垣作る その八重垣を」という歌を作り、これが和歌の最初と言われています。
当宮でも7月22日には俳句大会を開催予定で準備を進めています。今年の事前当句は既に終わってしまっていますが、当日句の申し込みは当日することができます。
※俳句大会は昨年同様コロナウイルスの関係で中止となる場合があります。
次の神話回はいよいよ出雲大社の御祭神オオクニヌシのお話です。ここは少しボリュームがあるので、初めは因幡の白兎のエピソードからお話しします。
オオクニヌシの段では心優しい神様がいかに試練を乗り越えたくましくなっていくかが描かれます。神話回は月二回程度、また来月の更新となります。
先日お伝えした私が勝手にレアもの認定している少し赤みがかったスイレンのお写真を紹介します。
もしかしたら他の所ではよく見かけるのかもしれませんが、井伊谷宮の池では数輪しか咲いていません。
スイレンは午前中に咲くと以前聞いたことがあります。私の感覚では午後でも結構咲いているなと思いますが、先日夕方位に撮ろうとしたら軒並蕾になっていました。
ご覧になりたい方は時間帯にはお気をつけください。
写真だと赤みが分かり辛いでしょうか。スイレンの葉だけでもなかなか雰囲気があります。
アジサイは土壌のPHで花の色が変わるとよく言われます。
根付いた土地に合わせて、花を咲かせる。自分はこうだと強く生きることもまた魅力的ですが、こうした生き方もいいなと感じます。
梅の木には実もできてきて可愛らしいですね。
さて前置きが長くなりましたが、今回は神話の回です。前回はスサノオが天の世界「高天原(たかまがはら)」を追放されました。
追放されたスサノオは出雲の国に降り立ちます。出雲というとみなさんご存知島根県です。
そこでスサノオは泣いている老夫婦に出会います。どうしたことかと尋ねると、毎年ヤマタノオロチがやってきて娘を一人食べていくとのことでした。
残ったクシナダヒメという娘が次に食べられてしまうと悲しんでいます。
スサノオはクシナダヒメを嫁にもらうこととし、ヤマタノオロチを倒すことを決心します。ヤマタノオロチは頭と尾が8つもある巨大な怪物です。
まともにやりあったのでは苦戦することでしょう。そこで8つの大きな器にたくさんの酒を用意して待つことにします。
すると作戦の通りにヤマタノオロチは大量の酒を飲んで酔っ払って眠ってしまいました。
そのすきにスサノオはヤマタノオロチを切りつけます。するとヤマタノオロチの中から立派な剣が出てきたので、後にこれをアマテラスオオミカミに献上することとします。これが三種の神器の一つ、クサナギノツルギです。
三種の神器は今でも天皇陛下の皇位継承の証となっていますね。本物は熱田神宮に祀られています。皇居にあるのはご分身です。ご分身を作るに至った経緯はもう少し先のお話となります。
見事ヤマタノオロチを成敗したスサノオはクシナダヒメと結婚して、宮殿を建てました。その子孫がオオクニヌシノカミ(以下オオクニヌシ)です。
大黒様と言うと分かりやすいでしょうか。現在出雲大社に祀られている神様ですね。一点補足しておくとスサノオが建てた宮殿が出雲大社ではありません。出雲大社は国譲りのお話の際に作られた神社ですので、もう少し先のお話です。
またこの話の中でスサノオは「八雲(やくも)立つ 出雲八重垣(いずもやえがき) 妻籠み(つまごみ)に 八重垣作る その八重垣を」という歌を作り、これが和歌の最初と言われています。
当宮でも7月22日には俳句大会を開催予定で準備を進めています。今年の事前当句は既に終わってしまっていますが、当日句の申し込みは当日することができます。
※俳句大会は昨年同様コロナウイルスの関係で中止となる場合があります。
次の神話回はいよいよ出雲大社の御祭神オオクニヌシのお話です。ここは少しボリュームがあるので、初めは因幡の白兎のエピソードからお話しします。
オオクニヌシの段では心優しい神様がいかに試練を乗り越えたくましくなっていくかが描かれます。神話回は月二回程度、また来月の更新となります。