こいのぼり飾り

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こんにちは。井伊谷宮です。
5月の端午の節句に向けて段々と準備を進めています。この度こいのぼりを出し始めました。これから順次出していきます。
こいのぼりはこの時期の風物詩ですが、最近はめっきり見なくなりましたね。
井伊谷宮では無くなりつつあるこいのぼりをより身近に感じていただければと、近隣の方の不要となったこいのぼりを少しですが飾っています。
こいのぼり飾り


こいのぼりは元々はのぼりに絵を描いていたものが段々と鯉の形になりました。はじめは黒の真鯉だけだったものが、段々と奥さんの赤、子供青と色々と種類が増えていったようです。

なぜ鯉が選ばれたのかと言うと鯉は丈夫な魚でどんな環境でも生き抜くとされ力強く生き抜いてほしいという願いが込められたためです。また中国においても昔川を登る魚が竜門という難所を超えられなかったそうですが、唯一鯉だけが竜門を登り天へ昇って竜となったと伝えられます。

登竜門の語源ですね。なのでこいのぼりは子供の立身出世を願う信仰でもあります。
空高くはためく姿はまさしく竜になろうとしているのかもしれませんね。
端午の節句は他にも菖蒲に柏餅にと、男の子が立派に成長してしっかりとした跡継ぎになれますようにとの信仰があります。
こいのぼり飾り


こいのぼり飾り


こいのぼり飾り



さて今月の御朱印も引き続きお出ししています。
鎮花祭の桜が散る様子は今がまさにですね。今年も桜は終わりかとしみじみしますが、そのはかなさが桜のいい所なので仕方ないですね。
ひばりが告げる春もいよいよといった具合となってまいりました。暖かい日も続きますが、朝方や夜は冷えますので体調管理にはお気を付けください。


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