御真筆(ごしんぴつ)

カテゴリー │社務日誌

こんにちは。井伊谷宮です。
窓を開けて扇風機の風を常に浴びていても、日中の暑さは耐え難くなってきました。
ということで当宮でも暑いときは冷房を入れて社務をするようになりました。やはり暑い中では効率も下がりますし、熱中症予防にも冷房は大切です。

さて夏を代表する花、ひまわりですがおとといガーデンパークが見ごろとなっており大変きれいでした。御参拝の折そう遠くもありませんので、ご覧になっていかれてはどうでしょうか。無料でかなりの数のひまわりを見る事ができます。
念のためHP等で咲いているかの確認をしてからの方がいいと思います。
御真筆(ごしんぴつ)


御真筆(ごしんぴつ)


さて新史料館では宗良親王の御真筆が展示されています。御真筆とは宗良親王ご自身が書かれたということです。
今から約700年程前の文章を今見ていると思うと感慨深いですね。
宗良親王は文人的な才能をお持ちで、お兄さんである護良親王は武人的であったことから対照的であったとよく言われます。護良親王が早くに殺されてしまったために、南朝勢の柱として戦に過ごした日々を思うと大変な思いをされてきたことと思います。

宗良親王はこのような歌を残しています。
思ひきや 手もふれざりし 梓弓 おきふし我が身 なれんものとは
「思いもよらなかったことだ。昔は触れたこともなかった弓を、今はそばに置いて寝る事にも慣れてしまったことだ」
御真筆(ごしんぴつ)


休憩所からの景色もお楽しみください。


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